デザイナーのヒシヌマヨシキさんと一緒に、パリコレに出展する作品をデザインしている時に、2人ともネコが大好きだったこともあって、「ネコをモチーフにしたものを作りたいね」って話になったんです。
それも、ネコだけの作品というよりも、パーツとしてのネコです。もともと自分の作品のコンセプトが「組み上げて」作っていく、というものだったので、他のパーツと組み合わせても自然だし、もちろんひとつだけでもシンプルに着けられるようなものを考えました。
もちろんその頃はまだ本格的にシルバーでというわけではありませんでしたが...。 その後、大学の先生だった父の跡を継ぐようなかたちで学校の先生になったのですが、辞めた後に、ヨウジヤマモト先生にジュエリーアクセサリー作りを頼まれたのが、本格的に仕事として作り始めたきっかけです。
ぷうは、今年で8歳になります。出会いは、子猫の頃、クルマから降りた僕の後ろをついてきちゃった時ですね。その時は病気しててね、獣医さんにかかって、注射してもらったりとひたすら世話しました。おかげでこんなに元気に育ちましたけど...。
今やすっかり家族の一員ですから、休みの日なんかは、寝てるとニャーニャー鳴いて踏んづけて歩いて起こしてくれますよ。
帰ってくると...まるで「小グマ?」みたいな(笑)。太りやすい体型なんですね。今みたいにスマートな時は、皮があまってますもん。こればかりはしょうがないみたいです。